新しい年となりました。昨年は1月1日から能登半島地震で、テレビにくぎ付けになりましたが、今年はお天気も良く、穏やかな新年を迎えることができました。
この文章を書いている間にもテレビを見ると箱根駅伝の選手が一生懸命に走っています。倉敷高校出身のKくんも1年生にもかかわらず駒沢大学の代表選手として走っている様子を見ることができました。昨年末の京都で行われた全国高校駅伝で2区を走った同姓のKくんと親族と思っていたのですが、どうも違うらしい。ところで青山学院大学は、本当に強いですね。完全優勝おめでとうございます。
私は、寿晃整骨院グループ院の「じゅこうさん」という鍼灸院で、倉敷高校陸上競技部の生徒の施術をさせていただいておりますが、彼らにどのようなときに「じゅこうさん」を選んで、同じ倉敷にある「O院」を選びますかと質問しました。私はどこの鍼灸院や整骨院を選んでも気にしないと伝えてあるので、彼らも本音を教えてくれているように思います。
彼らによるとシンスプリント(脛骨疲労性骨膜炎)やランナーズニー(腸脛靭帯炎)といった痛みに対しては、「じゅこうさん」を選び、疲労を抜きたいときには「O院」を選んでいるそうです。私は以前から患者さんに指摘されるのですが、腰痛がひどい時には、私の表情が嬉しそうに見えるそうで、痛くないけどちょっと予防的に来た時には私はがっかりしているように見えるそうです。
確かに選手から疲労抜きをしてほしいと言われたときに、どんな場所をどんなふうに施術して、それが治療効果によってどんな風に変わるのか見極めにくいので、どのようにしようか悩むことはあります。がっかりするような感情はないと思うのですが、その困惑した表情がそのように見えるのかもしれません。O院の先生はどんな施術で選手の疲労を取っているのかとても興味があります。
最近は、筋膜リリースの施術によって効果が表れる範囲がぐっと広がりましたので、ぜひ、体の動きが悪い時、何か体の疲れがあるときには、通っておられる寿晃整骨院でその症状を伝えてください。寿晃整骨院の各スタッフたちにも私の技術を伝えており、同じ考え方で施術ができるようになっております。そのうえでそれぞれの得意な興味ある分野を広げてくれております。その興味ある分野が私の場合は、患者さまの痛みや苦しみを取り除くことにあって、その痛みが無いといわれると、ちょっとテンションが下がるのかもしれません。
何はともあれ、寿晃整骨院は、患者さまの苦しみを改善できるように頑張ってまいりますので、令和7年もどうぞよろしくお願いいたします。
寿晃整骨院 総院長 木下広志