スタッフの結婚の報告を受けました。スタッフOBの結婚の報告も受けました。

少子化の時代、野球人口もスポーツ人口も減り続けています。若い人の数が減っているのですから当然です。しかし、バレーボールもバスケットボールも柔道もオリンピックで活躍しそうです。すごく楽しみです。

こんな時代ですから結婚する人も減少しています。そんな中でスタッフとスタッフOBから結婚の報告を受けました。色んな人との出会いがある中で、お互いを選んで結婚することを決めるのですから大変なことです。結婚はギャンブルといいますが、結婚してから一緒に暮らし始めるとすごいクセがあったりしますもんね。私は結婚式の仲人さん(今はいないですよね)に結婚するまでは両目で見て、結婚したら片眼で見ることと言われました。結婚する前に教えて欲しかったですよね。

今回のスタッフたちは相手のことが尊重できる素晴らしい人格を持っていますから、幸せな家庭を作れると思います。寿晃整骨院スタッフの相談は、結婚の報告というよりは、外部でのトレーナー活動についてでした。その話の中で今現在の夢や希望を聞きました。

結婚すると相手との生活や子供ができたときに養育するための収入なども考えて行動することになります。自分のやりたいことを優先しすぎると家族が犠牲になることがあるし、家族を優先すると自分のやりたいことを諦めなければならないこともあります。

人生の岐路では、AかBのどちらかを選択せざるを得ないことがあります。一方を追求するともう一方を犠牲にしなければならないというトレードオフの関係にあるものがあります。そんな時は本当に苦しい選択をしなければなりません。仕事の収入とやりたい仕事が違っている場合、どちらかの選択をあきらめることもあります。

その選択を迫られる時までに、本当の自分の望みは何なのかをしっかりと考えて決定することを決めておく必要があります。私は考えてもらうために質問します。「あなたは将来どんな自分であれば満足できるのか。本当にやりたいことは何なのか。」まだ若いスタッフははっきりと返答できません。質問には、そんな風に…とか、そんな感じで家族と暮らせたら…といった抽象度の高い返事が返ってきます。

そこで私はその選択をするためにトレードオフの関係で失うものを具体的に説明します。「以前はそれを目標にしていたけど、その夢は無くなっていいのですか。」「その収入で家族を支えていくことができますか。」スタッフはすぐに返答できません。「しっかりと考えておいてね。」と話を終えます。

私も若い時に色んな選択をしてきたのですが、やはり大きな決断は結婚を決める時だったように思います。そしてその選択は間違っていなかったと思います。たぶん…

寿晃整骨院 総院長 木下広志