ブログの更新がしばらくできませんでした.とても忙しく動いていました.といってもおもに自宅の机の前にいました.
夏休みの宿題として,担当教授から課題として出された「伝統医学が創られる時:ベトナム医療政策史」という本の感想文を書いて,提出したのですが,私の日本語文は,日本語の主要な助詞「てにをは」がおかしいらしく,文章の整合性や話のつじつまが合わなくなるようで,かなり教授に迷惑をかけたようです.
教授が校正をかけ,修正してくれたところ,なんということでしょう…とても高貴な文章に代わっています.最終的に岡山大学大学院が出版する雑誌(紀要というそうです)に載せてもらえるかもしれません.記録にも残るので大学に足跡が残せたようでうれしく思います.
大学生になってびっくりしたのは,学生料金です.学割よりも高齢者割のほうが安いことです.倉敷イオンにある映画館では,大学生料金より,夫婦50割のほうが安いし,JRの学割より,おとなびの夫婦料金のほうが安いことがあります.でも,博物館料金は学生割引で無料になることもあって,学生の間にいろいろ楽しみたいと思います.
そして,12月5日に東京で開催される「接骨医学会」にて,学生発表をしてきます.学会費の学生料金がとってもお得で助かります.東京まで行く料金は,学割だと面倒なのでネット予約ができる早割にしました.お茶の水まで智子先生と行ってきます.発表会場は足立区千住の平成科学大学です.智子先生は別の場所で行われる鍼灸治療のセミナーに参加してきます.
私の発表する題目は,「患者は柔道整復師に何を期待しているのか」です.私の属している「岡山県柔道整復師会」の会員の協力によりアンケート調査,インタビュー調査,そして寿晃整骨院に来院しておられた患者様2名にインタビューをさせていただき,患者様のニーズに応えることでたくさんの患者様に来院していただけるようになるということをデータも利用してプレゼンさせていただきます.
この準備のためにとてもたくさんの時間を費やしてしまいました.教授からは,オーバーワークなんじゃないですかと言われました.これは修士論文を書くためには…という意味で,早く修士論文を書き始めてくださいということと理解しました.やらなければならないことが前にあると,そちらに気を取られて,なかなか進めることができません.ただでさえ,つまらないことに気を取られて集中できないほうなので…
あと,4か月ほどで私の大学生活も終わりを告げます.長いと言えば長い6年間でしたが,小学校の6年間よりは,あっという間だったと思います.光陰矢の如し,少年老い易く学成り難し.長いようで早い,とても充実した6年間であったことは間違いありません.
まもなく,東洋医学と茶屋「じゅこうさん」を智子先生と二人で始めます.12月25日にプレオープンして,年内は不定期で開院する予定ですので,お近くにお越しの時にはお立ち寄りください.
寿晃整骨院 総院長 木下広志