コロナウィルス感染者とPCR検査陽性者は違います。

PCR検査陽性者数は増えていますが…

 

コロナウィルスによるPCR検査陽性者数は増えています。それをどのように考えるべきかを検証してみました。もし、日本国内においてコロナウィルス感染者がすでに蔓延しているのなら、PCR検査をしていない方の発症による入院者数や死亡者数が増えていなければなりませんが、そのような事態にはなっておりません。

 

コロナウィルスによる死亡者数は、8月9日のYahooニュースにおいて1,043人となっています。この死者数は多いでしょうか。それとも少ないでしょうか。2018年の厚生労働省発表の「死因分類別にみた死亡数」では、悪性新生物<腫瘍・ガン> 373,584人と圧倒的に多く、インフルエンザ 3,325人、肺炎 94,661人、慢性閉塞性肺疾患 18,577人、誤嚥性肺炎 38,460人、結核 2,204人、ヒト免疫不全ウイルス[HIV]病 43人となっていて、あと交通事故が4,595人、自殺者の数が20,031人となっております。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei18/dl/11_h7.pdf

 

タバコの吸いすぎが発症原因の多くを占めている慢性閉塞性肺疾患で約20,000人の方が無くなり、誤嚥性肺炎による死亡者がその約2倍となっています。お正月にお餅を食べますが、このお餅をのどに詰まらせて亡くなる方の数が、1,300人でコロナの死者数と同じレベルとなっており、コロナをこれほど恐れるなら、タバコやお餅をもっと怖がる必要があるのではないでしょうか。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamototakehito/20191231-00156481/#:~:text=%E6%88%91%E3%81%8C%E5%9B%BD%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%93%E3%81%AE%E6%99%82%E6%9C%9F%E3%81%AB,%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%82%82%E7%89%B9%E5%BE%B4%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

 

このような心理バイアスは人間に多く発生し、例えば、最近不便を感じるレジ袋の有料化です。これもウミガメの鼻に刺さったプラスチックのストローが衝撃的な動画として配信され、ストローを中心に海に廃棄されるプラスチックを減らすことが目的となりました。しかしながら、ウミガメが本当に命を落とす危険があるのは、漁師さんが仕掛ける定置網だそうで、そのような実情からは目をそらせて、新しいビジネスの機会となりうるレジ袋有料化や環境にやさしい分解性の高いプラスチックの開発に目を向けさせています。

 

魚の不漁もノリの養殖で使う薬剤や船の底に塗るカキが生えないようにする猛毒性の塗料によって小さな魚やプランクトンが育たず、その周辺が死の海となって食物連鎖の基本となるエサがないうえに、底引き網で海の底をさらって魚たちの家である海藻や砂をえぐってしまうのも原因の一つとなっています。海藻であるアマモの育成、1年か2年休漁する、漁網が破れるような仕組みの魚の楽園を作ってやることなどで海も復活してくるのではないでしょうか。コロナで外食産業が落ち込んで魚の値段が安い今こそ、漁師さんの生活を支えて、休漁する代わりに海をよみがえらせるプロジェクトが動くといいですね。

 

今回のコロナもワクチンや検査で巨大な利益が企業に転がり込むでしょう。そのような企業から広告をもらっているマスコミは、視聴率を上げるために視聴者の恐怖をあおっています。生活の困窮や先行きのわからない恐怖から年間20,000人に達している自殺者が、さらに増加することを私は恐れます。パート、派遣切りなど不景気はまず弱者に影響を与えます。お医者さんでさえ患者数の落ち込みから経営が立ちいかなくなり始めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/428179ce58b80944581da2c81780d498a882e014

 

コロナの疑いで救急車を呼ぶと映画に出てくるような感染防止スタイルで救急隊員がやってくるそうです。それを見た近所の方たちは、村八分のようにその家の人たちとの付き合い方を変えるそうです。自粛警察という過激な方もいるようです。新型コロナウィルスは普通の風邪ウイルスの特徴を持ち、特に日本人に対しては重症化率も死亡率も低い状態が続いています。PCR陽性者となったことで大きな差別を受けることがないようにしてほしいと思います。

 

発熱や嗅覚味覚障害など症状のある人にのみPCR検査を行えばことは足りると言っている専門家の方もいます。PCR検査はウイルスの痕跡を探すような検査であって、検査が陽性であっても感染していることと同じではありません。発症前の方からもウィルスがスプレッドされるという論文がありますが、コロナで最高の対応をしたと言われる台湾のデータでは、感染から6日後以降に他者への感染を起こした例はないと報告されています。

http://ko-island.yokatoko.com/pr/uemura/2020/06/16/%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%BE%E3%81%A7%E6%84%9F%E6%9F%93%E5%8A%9B/

 

上記のHPでも言っていますが、PCR検査は感染から2か月後でも陽性となるそうで、国民生活に負担をかけながら姿が見えないゴーストを追い求めているように見えます。PCR検査はウィルスの断片からその情報を増幅して存在を確認する検査なので、例えば、部屋に落ちている犬の毛をもとに犬を確認しているような検査です。犬の毛は過去における犬の存在の可能性を高めますが、その犬にかまれることと同じではありません。そこにいたことはわかるけど、そこに現在、存在しているかどうかの証明はできません。

 

PCR検査件数と陽性者率をグラフ化してみました。陽性率は4月末に比べて5月中旬以降2-10%程度で大きく変化していません。陽性率が高いのは休日など検査数が少ない日で、必要な方のみに絞って検査するために上がるのかもしれません。重症者数と死者数は陽性者数の伸びのように増加しておらず、一定割合で存在している陽性者を検査数の増加があぶりだしているようです。

 

 

京都大学大学院医学研究科特定教授の上久保靖彦氏のおっしゃるようにすでに日本人の多くはコロナに暴露され免疫を持っているのではないでしょうか。ただし、この免疫は数カ月で低減するため、免疫を高めておくためには何度もウィルスに暴露されなければならないそうです。間もなく日本の国民の意識も変わってくると思います。

 

特番『衝撃!日本では既に”集団免疫が達成”されている!?』

https://www.youtube.com/watch?v=hF0HBmIFWMs

 

特番『第2弾!疑問・質問に答えます!” 集団免疫が達成” されているのか!?』

https://www.youtube.com/watch?v=Mr05_0_OkD4

 

〇プレジデントオンライン

京大教授「第2波恐れる必要はない」…なぜ日本はコロナ重症化率・死亡率が低いか 一度壊した経済を戻すのは至難の技

https://president.jp/articles/-/37695

現役医師「これからは『コロナは風邪』と割り切る視点も必要だ」 “元気な人”の入院で現場は疲弊
https://president.jp/articles/-/37686

 

〇ダイヤモンドオンライン(Yahooニュース)

新型コロナは日本人にとって本当に「怖いウイルス」なのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c439165c6ce609561e13d65eeecd27ba59c982d