私がアメリカに来て
やっておきたいことの一つが、
グランドキャニオンを見ることです。
日本には無い景観をこの目で見たいと
思っていました。
私の通う大学の英語学習プログラムは、
2ヶ月ごとにセメスターという単位で
区切られていて、その間に10日間ほどの
休みがあるのです。
今回はその休みを利用して
ダラスからロサンジェルスに
格安航空で飛び、そこから
格安ツアーのバスで
ラスベガスとグランドキャニオンに
向かいました。
3泊4日のツアーと
前後のロサンジェルスの宿泊、
格安航空券のトータルで
700ドルに抑え、
ラスベガスでは、
大好きなシルク・ド・ソレイユの
ショーを2回見ることができました。
さて、早朝7時にロサンジェルス郊外の
ホテルで待ち合わせ、
そこからバスでラスベガスに行き、
グランドキャニオンの西側入り口の
小さなロッジで宿泊しました。
水平方向が360度地平線の砂漠の
ど真ん中にそのロッジはあって、
当日は、アメリカで収穫月と
呼ばれる秋の満月の日でした。
その月は、ちょうど遠くに見える
グランドキャニオンの崖から上り、
それは美しい風景でした。
翌朝、8時にロッジを出発、
30分ほどでグランドキャニオンWestに
到着しました。
そこにはSkywalkとよばれる
崖を見下ろすように作られた
透明のキャビンがあり、
2000メートル下が足下に
見えるようになっていました。
入場に25ドルかかりましたが、
いい体験ができました。
ここで必要な費用は
ネイティブアメリカンの生活費
になるようで、しっかりと
払うことにしました。
次にイーグルアイポイントと呼ばれる、
崖が鷲に見える場所に向かいました。
ここもまた、ちょっと違った
断崖を見ることができました。
グランドキャニオンはコロラド川が
5億年かけて刻んでいった場所だそうで、
コロラド川自体はそんなに大きくないの
ですが、自然の力は本当に大きいものの
ようです。
このツアーには、食事代が
含まれておらず、途中に立ち寄る
ドライブインで適当に何かを買って
食べることになっています。
しかし、匂いやこぼすリスクから、
飲食物は車内に持ち込み不可となっており、
さっと食べて飲んでバスに戻ることに
なります。
グランドキャニオンからラスベガスへのバスは、
4時間くらいかかるのでとても大変です。
他に交通手段も無いので覚悟が必要です。
今回のバスは、小さくて15人乗りで
詰め詰めで移動したので
とても窮屈でした。
途中でお腹が痛くなり、
何とかホテルに戻った後は、
3時間くらいぐったりとしていました。
それでもとても楽しい体験ができたと思います。
夜になると、元気も出て
シルク・ド・ソレイユのショーを
見に行くことができました。