留学2ヶ月目の感想

私の留学期間は、10ヶ月です。

セメスターと呼ばれる

学期(約2ヶ月間)が4回あって、

各セメスター間に10日間ほどの

休みがあります。

 

今回の休みの間に、

グランドキャニオンを見てきます。

 

さて、今週はセメスター最後に

試験が火曜日から毎日ありました。

 

 

正直なところやっていることは、

全く難しいことでは無くて、

英語が母国語の人であれば、

小学生~中学生がやっている

内容だと思います。

 

ちゃんと対策を立てていれば、

大丈夫なはずです。

難しいのは、記憶が必要な問題です。

Versantというのですが、

30分ほどの時間で完了する

ListeningとSpeakingがメインの

パソコンを使った試験がありました。

 

留学の一番最初に一度受けたのですが、

単純な文章を記憶して

スピーキングしたり、

語順が3つに分かれていて

並べ直して答えたり、

子供を育てるのに都会が良いですか、

田舎の方がいいですかといった

考えを答える試験です。

 

最初のVersant試験は33点でした。

 

 

日本を離れる最後の

TOEICスコアが565点でした。

私の目標は大学院の入学試験で

英語が免除されるTOEIC800点です。

 

 

アメリカの講義評価はとても厳しく

各科目ごとに評価され、

その各平均点が91点を超えなければ、

講義の結果によってレベルを

あげることはできません。

 

もう一つのパソコンを中心とした

試験で結果が求められます。

 

評価が2段階になっていて

良い部分と

2回別の試験を受けるという

大変な部分がありました。

 

私は4教科中、2つはクリア

できたのですが、

2つは88点くらいだったので、

講義の評価ではレベルアップ

できませんでした。

 

アメリカの教育は、

きちんと試験勉強をして、

宿題を提出していかなければ

クリアできないように

なっているようです。

 

 

さて、ルームメイトのブラジル人が、

このセメスターで終了して

自分の国に帰る事になっています。

 

 

この人達は、ブラジルで中央銀行

の退職者で(日本で言うところの日本銀行)

大学院でMBAを取っている

レベルの高い人達でした。

そして私をアメリカンフットボールや

フィルコリンズのコンサートに

誘ってくれたり、

キリスト教の教会に連れて

行ってくれたので、

たくさんの経験ができました。

 

 

彼等が帰ってしまうことは

とてもさみしいことです。

彼等は私にブラジルに

遊びに来るように

誘ってくれました。

 

留学が終わったら

日本に帰る前に

ブラジルによって

帰るかもしれません。

 

彼等の存在によって

私のスピーキングの時間が

増えて英語の練習になりました。

 

 

日本では語彙力を磨きなさいと

ずっと言われてきたのですが、

正直なところ日本人の語彙力は

高いと思います。

 

 

中国人はとても発音が上手いのですが、

英単語を中国語に換えているので、

英語では、知らない単語が多いように

感じました。

 

 

例えば日本だとアルコールとか、

コップとか、マウスとか

多くの単語を英語のまま、

カタカナに直していますが、

これが頭に残っています。

 

問題は、単語の順番です。

よくSVOという言い方をしますが、

主語、述語とか、主部、述部という

ふうに英語は並んでいます。

 

 

日本語だと、「もうかりまっか?」

なんて言いますが、

これを英語に直すと

「Is your business good?」

となって、

これを日本語にすると、

「ですか、あなたのビジネス、よい」

という順番になります。

 

この修正を瞬間に頭の中でして

スピーキングするので

日本語で考えるほうが、難しいです。

 

「キャナイシットヒアー」という

音で話した方が、

早くて伝わりやすいです。

 

 

でも難しい話題は日本語で考えるしか

ありません。

 

先日の最後のWriting試験では、

自動車の技術がこれから変わりますが、

良い面と悪い面をあげてください

という試験でした。

 

これを全部英語で文章として書く事は、

インポッシブルでした。

 

何とかレベルを一つはあげる

ことができそうです。

 

 

グランドキャニオンを楽しんできます。

 

寿晃整骨院 総院長

木下広志