映画「グリーンブック」見てきました。

この映画は、黒人差別が

色濃くあった1962年が舞台。
私も有色人種として差別されたり、

逆に黒人に襲われたりしないか

ドキドキします。

 

 

現地の情報を集めているのですが、

ばりばりエリートの親戚は、

「そういえば、去年、ダラスの住宅を

投資目的で買わないかといわれたけど、

買っとけば倍になってた。」

とさらっと言われ、

世界は広いと思いました。

 

 

そんな世界も経験できるかも

しれません。

アメリカが楽しみであり

もちろん不安でもあります。

 

 

 

+++++++++++ここからはネタバレ注意+++++++++++

腕っ節自慢でガサツで

無学なイタリア人と

神の手を持つ天才ピアニストの

2人旅を描く映画です。
アメリカの人種差別が

根強く残る時代に、

差別の習慣を変えようとする

天才ピアニストは

黒人にとって制約と危険の多い

南部で演奏会を開き、

黒人に寛容な社会を

目指して旅に出ます。

 

 

 

ニューヨークで演奏会を開けば、

その何倍ものギャラをもらえるにも

かかわらず。

 

 

運転手兼用心棒として

イタリア人が選ばれた。

 

 

繊細な天才ピアニストと

がさつなイタリア人は

全く反対の社会に生きる

人間だったが、そこには

奇妙な友情が生まれる。

 

 

「グリーンブック」とは、

1936年から1966年までに

毎年出版されていた、

黒人を受け入れてくれる

ビジネスやサービス機関の

リストが記載された

旅行ガイドブックのことだそうです。

 

 

見終わった後、心が晴れ晴れする映画でした。

南部において差別することになれた白人と

差別されるのが当たり前と

あきらめていた黒人の心が

少しずつ変わっていく様子が

うまく描かれていました。

 

 

 

1940年代から1960年代は

アメリカはバラ色の時代です。

第2次世界大戦でヨーロッパや日本は、

国土が徹底的に破壊され、

生産設備も4~50%ほど

破壊されてしまいましたが、

アメリカの国土は無傷でした。

 

 

復興のための資材を輸出し、

各国にその支払いのために

資金をわざわざ貸したりしたのです。

貸さないと支払えませんから、

仕方なかったのかもしれません。

 

 

 

私の8月からの留学先、

テキサス州は南部の中でも

一番南の端にある州です。

 

 

メキシコ湾に面していて

ダラスは海から200㎞ほど

内陸に入ったところにあります。

 

 

この映画を見ていて

イタリア人がアメリカって

こんなに美しい国だったのか

とつぶやきますが、

その景色を見れるのかと

私もわくわくしています。

 

 

ダラスの緯度は、宮崎、鹿児島と

ほぼ同じです。

 

 

真冬の最低気温が氷点下を

記録しますが、

降水量が少ない地域なので

雪はほとんど降らないそうです。

 

 

真夏は内陸気候のため

40度を超える日が続き、

昼夜の寒暖差が

かなり激しいそうです。

 

 

 

留学のための申請書類を

ダラスの大学に送りました。

 

 

担当者からは、

「社会人として教養や視野を

広めるために学修を続けるお姿に、

深く感銘を受けております。」

と返信が来ました。

 

 

そういえば、

岡山大学に入学したとき、

美しい女性歯科医師に歯科検診を受け、

口の中を見るなり、

「年の割に、綺麗な歯ぐきですね」

といわれたことを思い出しました。

 

 

年の割に…の一言が無かったら

良い気分だったのになぁ~。