3月の英語のテストが終わり、
とりあえずTOEICのための
勉強が終わりました。
あとは、留学に向けてリスニングと
スピーキングの練習です。
時間をずっと英語の勉強に
当てていたため、読みたい本が
たまっていたのですが、
やっと読み始める事が
できるようになりました。
大学の読書課題である
D.カーネギー氏の有名な
「道は開ける」と
落合陽一氏(彼はあの落合信彦さん
の息子だそうでびっくりしました)
とホリエモンの共著、
京都大学特任教授の滝本哲史氏の本
など全くの乱読ですが、
感想は「日本語って良いな~」です。
そして今、話題のベストセラー
「妻のトリセツ」です。
黒川伊保子氏は脳の研究家で
女性脳と男性脳の違いによって起こる
夫婦間の行き違いやけんかについて
分析しています。
主として男性向けの啓蒙書ですが、
夫婦間にごたごたがある方は
もちろんのこと、
仲の良いご夫婦にもぜひ
読んでいただきたいと思います。
共通の話題で笑えること請け合いです。
子供を育てたり、住環境を整える
役割のある女性は、自分の周り
3メートルの感覚に富んでいます。
男性は遠くの一点の情報を得ることに長け、
家を出て狩りや農作業などに適しています。
そして遺伝子的に自分が持たない因子を
持つ相手を選ぶ方が
病気に対する免疫力や環境変化に
強くなるために、自分とは真逆の相手を
選んでしまうことになるそうです。
つまり、室温で言えば、
暑がりと寒がり、
食事の好みで言えば、
甘党と塩辛いのが好きな人
といったように好みや性格まで
逆転するので、夫婦間が合わないのは
当たり前と黒川さんは書いています。
数年前に「夫婦脳」という本を読んだところ、
同じような事が書かれていて科学が進むと
脳の働きも見えてくるために、
同じ研究をしている人がいて
面白い時代になったと思っていたら、
全く同じ作者だったので驚きました。
そして、完璧な男性は、相手女性の
はけ口が無いため、女性は
自分の存在価値を疑い始め
結果的に破綻するそうで、
ある程度女性が感情的になって
怒られることが必要だという
結論になっており、
智子先生に「私が完璧な人間で
無くてよかったね」と
声をかけておきました。
智子先生は苦笑いをしていましたが…
さて、未来の日本がどのような形に
なっていくのか、不安もあり
未来について書かれた本を読んだり、
未来を知るためには過去を知らなければ
ならないので、過去の歴史について読み、
見えない未来について考えれば、
不安になりストレスを感じるのですが、
その対応方法は忙しく
動き続けることだそうです。
不安を感じることができるのは、
その時間を持っているからで、
過去の戦争から帰還した人達が、
今で言うPTSDになり、精神的に
病んでしまったときの処方せんは、
考え事をする時間を作らないために
忙しい仕事を得る事だと、
カーネギーさんの本に書いてありました。
日本の労働時間はどんどん
短くなっていますが、
元来働くことが人生と考える
日本人と
働くことは、神が自分に与えた
罪の深さゆえの罰だと考える
ヨーロッパ人とは、余暇の
使い方に差があるように思います。
時間があることにもデメリットがあると
理解した上で、行動しなければなりませんね。