脳にどこまで期待する?
(患者さんを成功へと導くために)
と題して寿晃整骨院プライベート
勉強会を開催しました。
患者さんに共通するのは、
身体の痛みや苦しみのために
エフィカシーが下がっていると
講師は言いました。
講師に来ていただいたのはこんな方です。
エフィカシーとは
「自己能力の自己評価」
という意味だそうです。
確かに当院へ来院する患者さんは、
身体の痛みのためにモチベーションは
落ちているし、自分を評価する
価値観は落ちているように見えます。
そして自分のことに精一杯になり、
周りの状況や客観的な判断が
できなくなってしまうことが
起こります。
ではその状態から患者さんを救うために
我々施術者はどんな対応を
するべきなのでしょう。
そのためには3つのことに
意識を持つことが必要だそうです。
①徹底的に患者さんの話を聞く事
②どんなネガティブな話でも返事はポジティブで返す
③明るい未来について話す
ただし、会話は精一杯するけども、
自分の感情については
少し余らせる位のコントロールを
するということだそうです。
これは、自分の器にあふれるくらい
情報を入れすぎると逆に
パフォーマンスが下がるからだそうです。
この状態から患者さんに
質問をしていきます。
痛みやこれからの試合や
マラソン大会などのイベント
に対する期待やゴールについて
患者さんの言葉で文字化して
もらいます。
そうすることで患者さんの
エフィカシーは元に戻り、
IQというのだそうですが、
客観的な判断能力が上がります。
質問することで患者さんの心の扉が開き、
Rゆらぎといって、広い感覚が
意識されるようになります。
RゆらぎのRは、Realityの
意味になります。
患者さんが心の扉を開いてくれたら、
こちらからの質問や施術、
施術後の生活指導が
患者さんの意識化に入るように
なってくるそうです。
我々は、どうしても感情的に
なるところがあります。
そんな気持ちも客観的に
患者さんの情報をつかめば、
患者さん中心の施術が
できるようになる。
そんな話をいただきました。
とても勉強になりました。
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