岡山大学の一般学生は、
4学期制となっていて
2ヶ月授業、試験、
2ヶ月授業、試験、
2ヶ月休みが
2クール続きます。
夜間学生の私たちは、
以前からある前期・後期制で、
今日、ミクロ経済入門の試験が終わり
私にとって初めての前期末試験が
終わりました。
一般学生と共に学ぶ講義も
選択しているので、10科目ほど
試験を受けました。
すべての結果はまだわからないのですが、
「知の理論」という授業だけ先生が、
評価を教えてくれました。
この知の理論という講義では、
頭の中でどのように考えていくかを
教科書を参考に学んでいきます。
とてもクリティカルな考え方を
求められます。
たとえば、台所のミキサーの中に、
金魚を入れている美術作品が
展示されています。
そのミキサーからは電源コードが伸びていて
実際にスイッチを入れることができます。
もちろんスイッチを入れると中の金魚は、
瞬間でミンチになってしまいます。
これは芸術作品と言えるでしょうか?
という問いから、人間も他の人間の手に
かかっていて、瞬間に殺される状態に
なっていないか?
シリアやアフリカでは、
今でもたくさんの人間が、
人間に殺されている状況を
ミキサーと金魚で表していると
言われています。
同じように、考えさせられたのは、
デング熱やジカ熱を媒介する
蚊の話でした。
遺伝子を組み替えることで
蚊の数を減らすことができるが、
この蚊を野外に放つことは
危険を伴うだろうかという
問いです。
人間を一番たくさん殺している
生物は、蚊だそうです。
マラリアという病気が元凶です。
その次は、どんな生き物だと思いますか?
蛇でしょうか?
肉食獣?
クマ?
いえいえ…
第2位 人間 475000人
第3位 ヘビ 50000人
ちなみに1位の蚊は70万人
1年間に感染症を伝染させて
殺しているそうです。
人間と蚊は、
どちらが恐ろしいでしょうね。
ちなみにこの授業の私の評価は、
「100%A+」をいただきました。
何歳になっても、褒められると
うれしいですね。
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