骨盤がずれているということについて

 

骨盤には、腸骨・恥骨・仙骨という3つの骨と
股関節と仙腸関節と恥骨結合という

可動部があります。

 

 

 

 

骨盤がずれるということは、

可動部に異常があるということです。

 

 
大きな脳を持って生まれてくる人間は、

狭い産道を通るために骨盤の可動部が緩み、

道を広げるとともに、赤ちゃんも頭蓋骨を

狭めながら生まれてきます。

 

 
出産をした女性を経産婦といいますが、

仙腸関節には、厚さ1mmほどの関節軟骨があります。

経産婦の場合、そうで無い人に比べて早くその軟骨が

すり減ってくる事が報告されています。

 

 

 

また、胎児が大きくなってくると恥骨結合付近に

痛みを訴える方は多くおられます。

プロゴルファーでは、スイングをすることで

仙腸関節ストレスが大きく、

フォロースルーを取る側の軟骨の変性が進みます。

 

 
しかしながら、骨盤のズレを気にされている方のほとんどは

股関節周辺の筋肉が緩み、殿筋や大腿部の筋肉が太く見えるようです。

 

 
骨盤の調整をするとズボンのサイズが小さくなったと

いわれるのですが、筋肉の動きが良くなり、

腹筋(腹横筋や腹斜筋)の収縮しやすくなり、

良い姿勢となってサイズダウンするようです。

(当院の治療はあくまでサイズダウンや美脚を

目的としていないのでご了承ください)

 

 

 

 

この度、上向きに寝ると片方の足が開くので

気になるという方が来院されました。

 

 
主訴は、首から肩にかけての痛みなのですが、

そちらへも治療させていただきました。

このようなバランスの悪さは、

確かにケガや痛みの原因となったり、

腰痛の遠因となっていることが想像できます。

 

 

 

 

調整後、このような状態となりました。

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この治療は仙腸関節と恥骨結合の動きを

改善することを目的として

関節包内運動がしやすい状態をつくります。
モビライゼーションと言ったりする治療法ですが、

目で見てわかるので患者さんにも喜んでいただきました。

 

 

 

 

同じ日に来院された別の初診患者さんが、

たまたま足が開いていたので、

写真を撮らせていただくことを条件に

実験的に調整させていただきました。

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結果、この方もバランスを取ることができました。

 

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痛みの発生源が仙腸関節にある場合と

腰部や股関節周辺の筋肉にある場合と

症状や治療法、治癒期間に違いがあります。

 

 

 

 

椅子に座っていて立ち上がる時にちょうど

仙腸関節部に痛みが出現し、

ひもで骨盤を締め付けて立ち上がると

痛みが無くなれば、

仙腸関節の痛みと特定して良いと思います。

 

 

今日は真面目…に…

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