神戸からお客さんが
やってきました。
児島センイ祭りもあるし、
倉敷なら美術館と美観地区で
おもてなしをしようと思っていたのですが、
なんとなく総社にある鬼ノ城に
行くことにしました。
ちょうど鳥取に行っている息子も
同行して、鬼ノ城を見て回りました。
息子は、防人の時代のお城なのか?
と聞くのですが、ちょっとすぐには
わかりません。
帰ってからウィキで調べてみました。
日本の防人(崎守)は、663年に
朝鮮半島の百済救済のために出兵した
倭軍が白村江の戦いにて
唐・新羅の連合軍に大敗したことを
契機に、唐が攻めてくるのではないかとの
憂慮から九州沿岸の防衛のため設置された
辺境防備の兵です。
筑紫に大宰府を守る水城を造り、
対馬・隠岐・筑紫に防人を置き、
大和に高安城、讃岐に屋島城、
対馬に金田城が築かれたそうです。
このような時代背景の中で、
鬼ノ城は7世紀後半に
築いたとされています。
小豆島から児島湖、
水島や玉島の工業地帯、
総社や清音が一望です。
昔は、太陽エネルギーで
生活をしていました。
今でも自然エネルギーは蓄えておくことが
難しいのですが、この時代はすべてが
太陽光線によって得られるエネルギーで
人々は暮らしていたのです。
冷害や干ばつによって、この時代の主力、
農業生産能力は大きく左右されます。
岡山県南は温暖で晴れが多く、
台風や火山活動もない地域で
農産物にも恵まれています。
その為この地方の豪族は
力を持ったのかもしれませんね。
息子には、倉敷市南部の土地は、
ほとんどが遠浅の海で、吉備の穴海と呼ばれ、
児島湾の干潟を新田開発するために
宇喜多堤(うきたつつみ)が築かれて、
農地がとても大きくなったことを伝えました。
さて鬼ノ城を後にして、
吉田牧場に行ってきました。
よく知らなかったのですが、
チーズがとてもおいしいそうです。
一通り買ってきたのですが、
ちょうど小腹が空いたので近くにある
カフェに行ってきました。
吉備中央町の「アンドシングス ハチガハナ」
というお店ですが、吉田牧場のチーズを
使っているので、どんな食べ方をさせてくれるのか
ワクワクしていただきました。
カチョカバロというチーズが
絶品のようでしたが、
牧場には売り切れていたようで
食べることができなかったのです
ところが、こちらのカフェで
食べることができました。
とても良い塩味とふわっとした
乳糖の甘みが口に広がります。
でも、チーズ単体のおいしさよりも、
ソーセージや野菜のうまみを
増幅させる効果が高いようでした。
こんなにゆっくりした時間は、
珍しいのですが、
のんびりと過ごすことができました。
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