昨日は、姪の結婚式で神戸まで行ってきました。
神戸元町の大丸前にある結婚式場でした。
綺麗な式でした。
結婚式の花嫁は、本当に綺麗ですね。
神父さんは、とても笑顔が素敵な方で、
英語と日本語を取り混ぜてfriendlyに、
新郎新婦にそして私たちゲストに
話しかけてくれました。
結婚式場の神父さんには、いつもビジネスライクな感じを
うけるのですが、さすがに異国との歴史が長い神戸には、
キリスト教文化や伝統が根付いているのかもしれませんね。
姪は、高校生の時に父親を亡くしてしまい、
合格が決まっていた看護師の大学進学を
あきらめようとしたようですが、
そこは思いとどまりそんな頃の気持ちを
式の最後の手紙で披露してくれました。
会場一同、号泣です。子供まで泣いています。
父親を亡くしたことは大変つらいことだけど、
心は強くなっているように感じました。
原田マハさんという作家さんがおられます。
高校時代に岡山で過ごされたと聞きましたが、
彼女の2008年の本に「本日はお日柄も良く」
というのがあります。
これはあるスピーチライターが主役で
結婚式でのスピーチに始まり、
政治家の党首討論や選挙スピーチのシナリオを書く
話が書かれています。
非常に読みやすくて一気に読んでしまったのですが、
ここにはスピーチ10箇条なるものが書かれています。
1、スピーチの目指すところを明確にすること
2、エピソード、具体例を盛り込んだ原稿を作り、全文を暗記すること
3,力を抜き、心静かに平常心で臨むこと
4,タイムキーパーを立てること
5,トップバッターとして登場するのは極力避けること
6,聴衆が静かになるのを待って始めること
7,しっかりと前を向き、左右を向いて、会場全体を見渡しながら働きかけること
8,言葉はゆっくり、声は腹から出すこと
9,導入部は静かに、徐々に盛り上げ、感動的に締めくくること
10,最後まで、決して泣かないこと
これ以外にも、たくさんのスピーチが上手になる情報が、
書かれている素晴らしい本です。
ぜひ読んでみてください。
今回の結婚式では、私のスピーチは無かったんですが…
コメントを残す