昨日は、笠岡のとある整骨院と
津山の整骨院と寿晃整骨院で
コラボ勉強会を開催しました
整骨院には整骨院ごとの流儀が
あるものだと感心しました。
笠岡の整骨院では、外傷に特化した
固定法の神髄をレクチャーしていただきました。
その先生は、段ボールでもベニヤ板でも
なんでも固定具にしてしまいます。
その目に映るすべてのものが
固定に使えるかという2分法で
とらえておられるようです。
外傷を受けた関節や筋肉を
固定して安静に保つ
いわゆるRICE処置ですが、
それを完璧にこなしておられました。
たくさんの経験をしてこられたことで
積み重なった経験をスタッフ全員が
共有しておられることがすごいことで、
次に何をするか、どの固定具が必要で
固定の補助はどこを支えることが必要なのか、
若いスタッフに至るまで十分に理解しておられました。
寿晃整骨院の施術方法とは、違った観点から
古くから伝わっているけれど、寿晃整骨院にとっては
新しい方法をたくさん教えていただきました。
もちろん寿晃整骨院からも
何か持ち帰ってもらわなければなりません。
私からは、昨年100件を越える患者さんを
浜ノ茶屋本院から医師に紹介させていただきました。
その中から命に関わる症例
(心臓由来の背中の疼痛やガンの転移による腰痛)
など10項目を選んで紹介させていただきました。
どこを見て医師に紹介したのか、
その検査方法、痛みの種類、痛みの出現の仕方、
など着眼点を紹介させていただきました。
そして、当院からは新しい観点から
若いスタッフが治療に取り組んでおり、
腰痛を訴えている患者さんに対して
院内のベッド上で筋力トレーニングをして
結果を出した施術方法や
産後骨盤矯正の検査方法から状態の説明、
施術をして変化を体感していただくまでを
若いスタッフが上手にレクチャーしてくれました。
私も痛みに対して行う骨盤矯正について
検査と施術後の変化を体感していただき、
小さな動きが身体を治していることを
理解していただきました。
また、9月には症例発表会と題して
スタッフが経験してきた事を
持ち寄って発表会を行います。
上に立つものが下に向かって
教えるのではなく、
若いスタッフが試行錯誤して悩み、
結果を出すところに大きな価値が
ある事に気づきました。
頑張って若いスタッフに
おいて行かれないように
老体にむち打って突き進みます。
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