先日、近所の小学生が「まち探検」と称して
寿晃整骨院に来てくれました。
5~6名ずつのグループが4グループ来たので
院内は大賑わいです。
引率は、先生、保護者、
ボランティアの方々と多彩でした。
先生と思われる方は、さすがに慣れているのか
厳しいのか、生徒達がピリッとしていたように思います。
やさしい保護者が引率しているグループは、
はっちゃけている様子です。
小学生の性格にもよる違いも大きいようですが…
彼らはいろんな質問をぶつけてきます。
なんでこの場所を整骨院に選んだのですか
なんで寿晃整骨院という名前なのですか
何年、ここで整骨院をやっているのですか
どんな人が患者さんで来るのですか
結構、経営コンサルタントのような
質問をぶつけてくれます。
生徒さん→「一日に何人の患者さんが来ますか?」
私 →「寿晃整骨院には、1日○○人の患者さんが
来院されます。
1ヶ月には、○○○人の患者さんが
来院してくださいます。」
生徒さん→「それだけ患者さんが来たらうれしいですか?」
私 →「超うれしいです!!」
ひとつひとつ質問に対し、
丁寧に答えさせていただきました。
彼らはそれを用紙に記入していくのですが、
まったく書かない小学生もいました。
大丈夫なのかな…
私は専門学校で非常勤講師をしているので、
専門学校の生徒達が将来、
整骨院を経営しつつ生活していけるように
「考える時間」を授業の中に作ります。
今回は、まち探検の小学生の話などから、
人間の欲の話をしました。
人間の本能は「食欲・睡眠欲・排泄欲(性欲)」が
3大欲求と言われています。
「衣食足りて礼節を知る」なんて言葉もあるとおり、
この生理的な欲求を満たすことではじめて、
もう少し上の精神的欲求を満たすことができます。
その少し上の欲求とはどんなものがあるでしょう。
生徒達からは、金欲とか権力欲といった言葉が出てきました。
私自身は、自己承認欲求だと思っています。
人から自分を認めてもらいたいという欲求です。
いくらお金があっても
仕事を一緒に頑張る相手や、
休暇を楽しむ相手がいないと
むなしくなるのではないでしょうか。
家族とともに旅行を楽しんだり、
スタッフとともにいい整骨院を作る努力をしたり、
患者さんから痛みが取れたと喜んでもらえたりすることで
自分たちはこの世に存在するうれしさを
感じることができます。
整骨院の不正請求で新聞沙汰になったりしますが、
これも金銭的な欲求は満たされるかもしれませんが、
不正によって社会に認められなくなってしまうことで、
承認欲求を満たさなくなってしまい、
結果として自分の人生を楽しめなくなってしまうことになります。
今後、日本全国で整骨院は急激に増え、
患者さんに自分の整骨院を選択していただくことが
難しい時代になります
寿晃整骨院では、患者さん、スタッフ、
そしてその家族の方から承認していただけるように
大切なものを守りつつ、新しい情報を集め、
変化し続けていこうと思います。
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