昨日、土曜日は久しぶりに
映画に行ってきました。
モーガン・フリーマンが出演している
「エンド・オブ・キングダム」を見ました。
イギリスの首相が急死し
その葬儀に集まる西側諸国の首脳が
全員暗殺されるというストーリーです。
出産を直前に控えた妻を持つ
シークレットサービスのマイクが、
並み居る敵をなぎ倒し
アメリカ大統領の命を救う映画です。
あまりに愛国的なキャプテン・アメリカを
避けた結果、よりアメリカ的な
映画に引っかかってしまいました。
アメリカ人の正義感は、
本当に素晴らしいのですが、
もう少し深く思索すると良いかもしれません。
今回の映画では、日本の総理大臣は、無能な人間、
イタリアの首相は女好き、
フランスの大統領は人の言うことを聞かないように
それぞれが描かれ
そんな間にテロリストに
殺されてしまうことになります。
映画ですからそんなものかもしれませんが、
アメリカ人の意識をとてもよく表しているようです。
さて、アメリカ大統領もこのまま、
クリントンさんとトランプさんの
一騎打ちになりそうですが、
どうなるのでしょうね。
アメリカが在日米軍を
引き上げるようなことになれば、
日本は自力で安全保障に
取り込む必要なあります。
国民にまだまだ心の準備が
できていませんが、そんな国民が
自分の国や家族をどう守るか
考える機会になるのかもしれません。
この映画を見たからというわけでは
ないのですが、たまたま今日、
読み終えた本もそんなアメリカを
感じさせる本でした。
題名は、「ニュースの”なぜ?”は世界史に学べ」
茂木誠さんが著者で、予備校で世界史の講師を
しながら著作業にも励んでおられる方だそうです。
予備校の世界で活躍されているだけあって
とてもわかりやすい文章です。
アメリカ合衆国が独立宣言をしたのが、
1776年。1850年に日本へペリーの黒船が
来航しました。
この船は、北アメリカ大陸の西海岸から来たと
思っていましたが、
まだパナマ運河もない時代、
東海岸からインド洋を回ってきていたそうです。
ちょっとビックリしました。
1948年頃、カリフォルニア州でゴールドラッシュが
起こっりましたが、これと前後して
メキシコと戦争してこの地を奪ったのです。
そのカリフォルニアに行くためには、
ロッキー山脈を越えることが難しく、
大きくヨーロッパから、
日本を通り過ぎてカリフォルニアへ
行ったということです。
アメリカの共和党は、軍産複合体からのサポート、
民主党は、ユダヤ資本からのサポートを受けている
そうで、中国についてユダヤ資本が
たっぷりと投資をしているし、
中国の周りにおける紛争は、
軍産複合体としても利益がでるので
しばらくはこのまま続くようです。
この本には、中国が南シナ海や東シナ海
をどう攻めてくるか、アラブのこれからや、
シーア派VSスンニ派の争いの原因について
詳しく書いてあり、やっと意味が
わかったように思います。
私たちは、中国に対してどうつきあっていくか
考えなければなりませんが、1990年頃の江沢民の時代に
国民の不満を他に向ける方法の一つとして
反日教育が始まったようです。
そのような教育を受ければ
誰でも日本のことが嫌いになると思いますが、
ひどいことをするものです。
アメリカがシェールオイルなどの開発で
エネルギーも含めて自立することが
可能となり、イラク戦争で疲れてしまった
国民が外交では、外国への影響を排除しようと
していることで政治力学の変更が
行われているのかもしれません。
先日、池田動物園で見たバッファローですが、
4000万頭がアメリカを走り回っていたそうです。
なんと100年ほどで1000頭を切ってしまった。
ロッキートビバッタも、バッファローが減少したことで
草原の環境が激変した結果、
1902年頃に絶滅することになった。
そういう反省から環境問題や生態系保全、
二酸化炭素の問題にうるさくなってしまったのかも
しれませんね。納得いきませんが…
弱い動物や人、国を保護していくことは、
強者の義務のように思います。
日本の世界における人気度を見れば、
しっかりと責任を果たしているように感じます。
今日は何もやることがなかったので、
晩ご飯のカレーを作ってみました。
子供達がいないので少し辛めの大人カレーです。
なかなかの味ですよ。
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