フランスをはじめ、様々な国で
テロが起こっています。
家内も週刊誌に、次は東京と
書いてあったと気にしています。
子供が住んでいますから、
母親の愛情だと思います。
日本でも人気となった、ジャックアタリさんの
本を読み返してみました。
彼はフランスの経済学者、思想家、
作家。アルジェリアの首都アルジェ出身の
ユダヤ系フランス人です。
今回のことが起こる可能性も
考えていたのかもしれません。
「危機とサバイバル」と題された本には、
副題として21世紀を生き抜くための
<7つの原則>と副題がついています。
危機を見極めるための心構えとして、
彼はこう言っています
「危機は関係の無い危機を
引き起こしてそれらと共振し螺旋を
かきながら悪化する可能性がある」
そして、政治と軍事の危機として
今後の10年間が平和という保証は無いと
言っています
多くの政治危機が発生する
恐れがある。
アフガニスタン、パキスタン、イラン、
イラク、エジプト、シリア、ソマリア、
北朝鮮
次に、中国、西アフリカ、コンゴ、
ミャンマー、インド、メキシコ、
コロンビアがあぶないそうです。
日本では少ない方かもしれませんが、
格差の拡大も人々の怒りを買っているし、
このような怒りの受け皿として、
政党や政治結社に加わり、
暴力的な改革をしようとしています。
アメリカ先住民ヨクイ族によると
人間には4つの敵に直面する準備が
必要であると言っています。
4つの敵とは、恐怖、知識、権力、死
人間は恐怖に怯むことがあってはならない
すべてのことについて、すべてを
知っていると思ってはならない
すべてのことについて、すべて
できると考えてはならない
人間は、死について、
少し遅らせる術を学ぶことしかできない
1995年、イエローストーン国立公園で、
人間の行為によって一度いなくなってしまった
オオカミを復活させるミッションが
行われたそうです。
オオカミは頂点捕食者で、
多くの種の命を奪い取ることは
一般的によく知られています。
しかし、彼らは同時に多くのものに
命を与えているようです。
オオカミが戻ってくる前の70年間で、
公園に生息する鹿の数は、捕獲される
恐れがないため、増え続ける一方でした。
生息数をコントロールしようという試みも
ありましたが成功せず、鹿により公園内の
ほとんどの植物が食べつくされてしまうという
事態に陥いりました。
しかし、ほんの少数にも関わらず、
オオカミたちが戻ってきた事で、
公園には大きな変化が訪れた。
http://grapee.jp/98503
人間社会でこのオオカミに
当たるものは何でしょう
イラクにおけるフセイン元大統領
でしょうか
中国における毛沢東でしょうか
たくさんの人間が殺される中で、
バランスが取れていたのでしょうか
日本では、縄文時代が15000年も
続いていたそうです。
気候に恵まれていた事もありますが、
平和な時代だったでしょう。
江戸幕府を開いた慶長8 (1603) 年から
慶応3 (1867) 年の265年間も、
平和な時代だったと思います。
日本海という外堀に守られた
日本をこれからも平和な国にしたいものです。
今日から私は、分院長たちと九州旅行です。
五郎丸ポーズで嫁さんにお小遣いをもらおっと…
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