この写真は、私に似ていると智子先生が言っていた円空仏です
青森県田舎館村におられる、11面観音菩薩です。
今日は、朝から近くの中学校で奉仕活動です
運動場の草取りを中心に30分ばかり格闘してきました
この草は、高麗芝だと思うのですが、めちゃめちゃ強い草です
しかも、枝を伸ばして枝からも根を生やしてどんどんコロニーを増やしていっています
しばらく雨が降らず、乾燥している地面からはなかなか抜けません
よく考えてみるとゴルフ場のグリーン以外の芝生は、この高麗芝ですね
30センチ角ぐらいの大きさでホームセンターで売っていて、庭に植えるのもこの芝です
強いから選ばれているのでしょうね
雑草としては、強いと抜きにくいし、はびこるし大変ですが、
場所が変われば、目に美しい芝のきれいな庭、青々としたゴルフ場
芝の庭にはあこがれたことが、ありました
一度芝がはびこると、定期的に刈り込む必要があるし、そこに雑草が生えると抜きにくいし、結構手がかかります
はっきりとしたいい面と悪い面
今日は中学校にいたので、子供の成長と考えてみました
粗野で人に気遣いがなく、言葉が荒かったり、自己中だったり…
こんな性格も、実は強さの裏返しだったりするかもしれません
まだ、表に出ていないだけでこれからいい面が見えてくる可能性を秘めている
そんな子供たちの将来性だけは、今日の草取りのように摘みたくないものです
昼からは、時間があったので岡山県立美術館へ出かけてきました
仏像、銅像なんて昔やりましたでしょうか?
私は、かなりやったのですが
木彫りの仏像を彫ったお坊さんで、円空と木喰という方がおられます
江戸時代の方です
木喰さんの法は、岡山にも来られたことがあると記録が残っているそうです
そんなお二人の仏教心のとらえ方が、仏様に現れているような気がしました
円空の仏様は、荒々しく抽象度が高いといわれるそうです
木喰の仏様は、優しくて柔らかいのですが、目や口が何かやらかしそうな顔をしておられました
どちらがどうというのではなく、お二人の考え方の違いが、お顔に出ていたと感じました
たぶん、そのときの気持ち、心の状態によって感じる視覚や音、味も違うのでしょうね
私たちの長女が生まれたときに、鍼の師匠にいただいた色紙絵があります
お地蔵様の絵を描いてくださったのです
お地蔵様は、人が一番苦しいところで待っていて、その人を助けてくれるといわれます
今は、整骨院内に飾っていないのですが、以前はよく見える壁に掛けていました
不思議なのですが、夫婦喧嘩をしているとき、つらいことがあったとき、心が弱っているときには、厳しい顔をされているように見えるのです
心が晴れやかで、伸び伸びしていて、心に屈託がないときには、笑っておられるように見えるのです
本当に不思議な絵なんです。
今日は地蔵盆で地域でもお祭りがあるでしょうか
心の持ち方で見える世界が違う
明日も美しい世界が見えるといいですね
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/exh_enku_mokujiki.html
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